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ある日のよろずや余之助の風景 ---平日編---

師走を迎え、しかし世はまださほどの慌しさも覚えず。
木枯らしも、ふと小休止したる巳の刻(午前10時ごろ)過ぎ、なんとも穏やかなる日差し背に受け、何時もの散歩の途中、ふらりと寄り込む義聖老人(ヨシマサと読む)。…このお方、大層ヘソは曲がっているが一本気、言う事に筋が通っているだけに可愛げないのが厄介なところ…

番頭、目聡く見つけ
「こりゃ義聖じいちゃんいらっしゃい、相変わらずのお元気で」

義聖老人
「年寄りが元気で悪かったな。それよりアンタのその狸腹何とかならんのか。時に余之はどうした、また店ほっぽりだして、訳分からんことで飛び回ってんのか」

番頭
「ヘイ、手前の主人、生れた時から訳分からん顔してたそうでございますから、今更訳分かる事する筈もございません」

こんな会話の中、ご老人、コーヒーカップ片手に、ろくすっぽ歯の無いくせにばら売りの手焼きセンベイ注文し、しゃぶるが如くしかし必死に食する姿、滑稽というよりむしろやや哀し。

健康・介護用品コーナーでは、品良き中年のご婦人、義父様の為とかで、携帯用お尻洗浄器など買い求めし姿、ほのぼのと羨まし。
改めて店の中見渡せば、なにやら大分懐かしき様相にて、どうやら昭和30年代の貧しき中にも夢溢れたる時代に戻りたるが如し。
奥の和室コーナーでは婆様連、囲炉裏囲み、茶を飲みつつ、世間話に無我夢中。
時折寄りこむ若者達、何故かこだわり健康食品など手にする姿見るにつけ、不思議と思うは吾のみか。

午後ともなれば、お手軽公民館なる日当り良き別室にて、俳句の会の集いとか。コーヒー飲みつつひねり出す、一句の味深さ。
番頭時折顔を出し、適当に誉めてはみるが的を得ず、かえって白目で見られすごすご退散。

夕方過ぎれば常連達の毒舌喫茶。何せストレスの塊の如き連中故、来る客全員評論家。…
こんなお店が普段のよろずや余之助なのであります。

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